歯科感染管理者とは
「歯科感染管理者資格」は、歯科医療における感染管理体制の向上と、患者さまが安心して通える環境づくりを目的とした資格制度です。
歯科医療現場の第一線で活躍する皆さまに、正しい知識と実践力を身につけていただくことを目指しています。
歯科診療では、インプラントや歯周外科だけでなく、抜歯・スケーリングといった日常的な処置でも出血を伴うことが多く、 患者さまの感染リスクや、医療従事者間での交差感染リスクが常に存在しています。
また、歯科で使用される器具や器材は形状が特殊なものも多く、正しい洗浄・消毒・滅菌の知識と技術が欠かせません。
しかし実際の現場では、歯科衛生士の離職や人材不足といった課題もあり、感染対策の徹底やスタッフ教育が十分に行き届いていないケースも少なくありません。
さらに、これらは患者さまからは見えにくい“裏側”の取り組みであるため、軽視されがちなのが現状です。
このような背景をふまえ、JAOSでは歯科医療の現場に特化した感染管理教育として、感染制御知識の習得と、モチベーション向上にもつながる認定資格の取得機会を提供しています。
歯科感染管理者検定の種類
歯科感染管理者資格は第二種、第一種の2つの種類があり、それぞれ習得できる内容や受験対象者に違いがあります。
| 種類 | 第二種歯科感染管理者検定 | 第一種歯科感染管理者検定 |
|---|---|---|
| 概要 | 歯科に特化した180分の講義による感染制御知識の習得と、モチベーションにもつながる資格取得をしていただくことができます。 | 歯科感染管理における臨床現場での実務のスキル向上を目的として、「感染管理マニュアル作成」能力の習得、実践を主な目的とした検定を行っています。 |
| 対象者 | 歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、歯学部学生、歯科衛生士養成校学生、歯科技工士養成校学生、歯科業界勤務者 等 | 「第二種歯科感染管理者」資格者 |
| 試験日 | 月1~2回開催しています。
開催日程をご確認ください。 |
年1回開催しています。
開催日程をご確認ください。 |
| 詳細 | 第二種歯科感染管理者検定 試験概要・申し込み方法 | 第一種歯科感染管理者検定 試験概要・申し込み方法 |
認定制度について
各種検定に合格後、所定の申請と認定料の支払いを行うことで「資格者認定証」が発行されます。 この資格者認定証は、感染管理者としての資格を証明するものとして活用されています。
また、歯科感染管理者が在籍する認定医療機関向けに、A4サイズの額入りの「施設認定証」も発行しており、ご登録いただいた医院様は、一般の患者様向けのJAOS認定 歯科医院一覧ページでご紹介しています。



更新制度について
資格者認定証には5年間の有効期限があり、更新には所定の継続ポイントを取得する必要があります。
この制度は、日々変化する感染管理の知識や現場の最新情報を継続的に学び、実践に活かしていただくために設けられています。単なる資格の取得ではなく、「常に学び続ける専門人材」であることを重視しています。
「施設認定証」の更新は1年毎になります。
更新条件
継続ポイント対象セミナーを受講し、5年間で継続ポイントを5ポイント以上取得すること

歯科感染管理者検定の詳細はこちら
歯科に特化した180分の講義による感染制御知識の習得と、モチベーションにもつながる資格取得をしていただくことができます。
歯科感染管理における臨床現場での実務のスキル向上を目的として、「感染管理マニュアル作成」能力の習得、実践を主な目的とした検定を行っています。
歯科感染管理者の表記ガイドライン
※歯科感染管理者は当会が商標権を有する商標登録済(登録第5749793号)商標です。
資格者が在籍している歯科医院・歯科医療機関で、院内表示や医院ホームページで資格者を紹介する際は、以下の表記をご利用ください。
資格者紹介に使用できる表記例
- NPO法人JAOS認定第二種(もしくは第一種)歯科感染管理者 山田花子
- JAOS認定第二種(もしくは第一種)歯科感染管理者
- 特定非営利活動日本・アジア口腔保健支援機構認定第二種(もしくは第一種)歯科感染管理者 山田花子
- 特定非営利活動日本・アジア口腔保健支援機構認定第二種(もしくは第一種)歯科感染管理者
英語表記の場合
- (第二種)Class II Dental Infection Control License
- (第一種)Class I Dental Infection Control License
歯科感染管理者資格者の在籍する認定医療機関としての標ぼうを希望される場合には所定の手続きが必要です。
詳しくは事務局までお問合せください。