JAOS認定・総合診療歯科医取得コース（第4回）顎関節症治療講座

顎関節症治療講座
島田淳先生
顎関節症を治すためのポイントは、顎関節症が基本的に運動器の機能障害であること、顎関節症の発症、持続、悪化に心理社会的要因が関係するケースが多いことを理解する事です。
顎関節症は、腰、肩、膝などと同じ運動器疾患であり、顎関節の特殊性を踏まえ、運動器疾患への対応法を知ること、症状の原因となっている生活習慣、悪習癖やストレス（心理社会的要因）などのリスク因子を把握すること、さらには顎関節症と咬合との関係を理解することが治療を成功に導く鍵となります。たとえば同じような顎関節症の症状を示しても、症状を修飾しているリスク因子が異なる、あるいは全身的な症状を訴えることがあるなど、個々の患者の状態を知り、それぞれに合わせた対応を考えることが重要となります。また顎関節症を口腔機能障害として捉え、身体的評価、口唇閉鎖力、舌圧などの機能評価とこれらへのアプローチ法、そして治らない場合への対処法についても考えてみたいと思います。
今回のセミナーでは、治すための顎関節症の考え方、診察・検査、機能評価、病態診断、そしてこれらを踏まえた治療戦略の立案と具体的な治療方法について臨床例を交え解説いたします。
会場参加の先生で、お困りの症例があれば、是非御相談ください。

時間割
9:00-13:00：オンラインセミナー
島田 淳先生（180分）
質疑応答（20分）
※会場参加の方に限り症例相談がありましたら事前にご連絡ください。
内容によっては時間変更の場合もございます。

■特記事項
テキストについて
会場受講の方で通期受講の場合：受講費用に込み
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・必要な方には実費で販売
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